居心地よくすること
今の家に移ってから、するようになったことの一つが、DIY。
一部屋の壁一面を使った本棚、仕事の書類を整理するための棚、棚に天板を乗っけて広くしたり、元々あった机の脚組みをはずして、鉄脚に変えたり・・・。
要領がつかめてくると、どういう構造と作り方をすればいいのか、頭の中でも描けるようになってくる・・・と、調子に乗ってちゃんと図に起こさずに作ると、どこかを見落としていたり、うまくいかなかったりする。けれど、完ぺきなキレイな仕上がりを目標としていないから、いきあたりばったりしながら、なんとか形になる。
一番最初につくった本棚は、壁一面を使った大きいサイズのものなので、部屋の雰囲気を大きく変えてくれた。夫婦それぞれの本を並べて、スピーカーを設置、対面に祖父母の家をたたむ時に引き取った大きなソファ(引っ越し屋さんが、これ以上大きな家具は買わないでくださいと言わしめたもの)を置いて、一応、リビングということになっている。
以前住んでいたアパートでは、部屋の大きさに対してソファが大きかったので、ちょっと邪魔者扱いになっていたこのソファも、今の部屋の広さには合い、ちゃんとリラックススペースになっている。
話をソファからDIYに戻すと、部屋にあるものにDIYで作ったものが増えてきた。今作りたいと思っているものは、木製のハンガーラック。洗濯物を取り込んだあとや、雨の日に部屋干しが出来るようにしたい。
洗濯物をカーテンレールのような引っ掛けられるどこかに「とりあえず」かけておくのではなくて、ちゃんと「それらが落ち着く場所」をつくりたいんだな、もしかすると居心地よくするというのは「ものが落ち着く場所にある」ということが大切なのかなと、この文を書きながら、ふと思ったのだった。
2019年5月27日